“アブダクション”と“KJ法”と“ベイジアンネットワーク”と ―定性と定量の融合―


大学消費者価値観の特徴について ―社会知としての消費者価値観モデル「Societas」の展開―
について発表してきました。

本発表は、大学生の消費者化価値観モデルの構築に向けて、まず仮説構築を行うところまでですが、
発表のポイントは、仮説をどのように発想するのか?
ベイジアンネットワークなどの機械学習に限らず定量分析に向かう前に、どのようなデータを収集・作成し(変数選択),どのような構造を持つか(構造仮説)をどのように考えていくかという課題がありますが、その課題に対して、定性調査を行い、KJ法を使ってアブダクションをするというのはいいのではないかということです。

なお、KJ 法により大学生の消費者価値観を図解化しながら、各概念が、状況に応じてその強弱(消費者個人の中での価値観同士の力関係)が変化し、ヒトの心の中にて価値観間で綱引きが行われ、その結果この覇権争いに勝利したある価値観が強く働き、行動に影響を与えているという構造を感じました。これは、マーヴィン・ミンスキーの「心の批評家―選択家モデル,思考素の競合」とは無関係でないように思えます。もしかすると、『ミンスキー博士の脳の探検 ―常識・感情・自己とは』の読み深めるために、KJ法をしてみるのもいいのかもしれません。


This entry was posted in デザイン思考, ベイジアンネットワーク, 機械学習. Bookmark the permalink.