2013年以降のJavaについて(2)


2013年以降のJavaについて(1)の続きです。

Java といえば EE もあることをすっかり忘れていました。JavaOne では当然 EE のことも色々と発表がありました。

現在の最新バージョンは Java EE 6 です。4,000万以上ダウンロードされたらしいです。周りではあまり使っている人を見ないのですが、海外では結構使われているんでしょうか。JavaOne Tokyo 2012 のハンズオンでもちょっと触りましたが J2EE といわれていた頃よりもずいぶんと簡単に、使いやすくなった印象を受けました。Java EE 7 ではさらに進化して

  • Multi-Tenancy
  • Simple Config
  • CDI based programming Model
  • Caching API
  • JSON API Expanded
  • WebSocket

などの機能をはじめとして色々と改良されるといわれていました。JavaOne Tokyo 2012 のころは。2012年 8月までは "moving into cloud" を合い言葉として Java EE 7 の開発が進められてきたのですが、JavaOne 2012 では

  • HTML5 対応
  • シンプル化

にフォーカスし、2013年の春にリリースすると発表されました。具体的に追加される新機能としては以下の通りです。

  • Java Caching API (JSR 107)
  • Batch Application (JSR 352)
  • Java API for JSON (JSR 353)
  • Java API for WebSocket (JSR 356)

JavaOne でも「HTML5 is game changer」「これからは HTML ではなく JSON でデータをやりとりするようになっていくだろう」などと言われ、JSON や WebSocket を重要視しているように感じられました。この意見には私も同意します。

Java EE 7 では他に JSF, JAX-RS, EL, JMS のバージョンアップも含まれます。
クラウド対応は次の Java EE 8 にずれ込みました。ずれ込んだ理由は以下のように語られています。

  • 今までやってきたことが本当に正しいのかどうか再度検討するため
  • 本当に使われるべき機能が標準であるべき (機能追加したものが本当に使われるのかどうか再度検討するため)

リリース時期は 2015年春とのことです。
これまで Java EE をあまり注意して見てきませんでしたが、ここに来て JSON API, WebSocket API のように、ちょっと興味をそそられるようなものが出てきたので今後が楽しみです。そうそう、未だよくわからない HTML5/JavaScript のクライアントと Java EE を簡単に連携できるようにするフレームワークである Project Avatar もおもしろそうです。


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