オープンラボへの道 ~ジャックは早速。。。~

こんにちは。高椋です。
「オープンラボへの道 ~声のサンプル集めてます~」 に続く第2弾です。

この前集めた音声の印象について、社外の人に集まっていただき評価してもらいました。
集めた音声の中から日本語ネイティブではない人を除外した約140人分。

「ジャックは早速。。。」
「ジャックは早速。。。」
「ジャックは早速。。。」

全員が同じフレーズです。一人分を5~6回は繰り返します。一人1.5分として210分。

「ジャックは早速。。。」
「ジャックは早速。。。」
「ジャックは早速。。。」

こればっかり (^^;)

特徴ある人の声をバラバラに配置し、なるべく飽きないように順番を工夫。
男女の声を交互にすることで、直感で評価してもらうようにしました。
また回答にはマークシートを導入し、実施後の集計もバッチりです!

評価する方大変だろうな~
との心配をよそに、いざ始めてみると順調に進みました。
皆さんしっかり評価して下さいました。ありがとうございまいた。

<声の印象について回答中>
<声の印象について回答中>

評価者の方の音声も録音させて頂き、当日は無事終了!
あとは回答をスキャナで読み込み、自動集計させるだけです。
約1600枚の回答用紙をスキャナで読み込み帰宅。

後日読み込んだデータを集計してみると、
ん・・・?なんだかおかしい。
鉛筆の濃さがイマイチだったのか、認識できてないものがチラホラ。。。

仕方ない(T-T)
同じく音声チームの保田さんと二人で、サインペンで全回答を塗り直し。
半日かけて無事集計まで終わりました。

でもこのマークシートがなければ、全回答を手入力してたかと思うと
気が遠くなります。

ちなみに使用ソフトはこれ!なんと無料です!
Shared Questionnaire System(SQS) 
簡単にマークシートのデザインができて、普通紙に印刷。
回答後の結果をスキャナで読み込んで画像にし、
まとめて処理すると自動集計してくれます!感動です!

開発者の方々ありがとうございます!

<アンケート用紙>
<アンケート用紙>

というわけで、現在オープンラボに向け音響特徴量と印象の関係について分析中です!
さてその結果は!?

ちょっと気になるぞ!という人は、ぜひオープンラボに足をお運び下さい!

オープンラボへの道 ~声のサンプル集めてます~

こんにちは。高椋です。

12月のオープンラボに向け、日々準備にいそしんでおります。
私のテーマは

声の印象ってどこから来るの?
~音響特徴量が印象に与える影響~

 

ということで、音声を解析して声の印象が判断できるか!?
について調べています。
最近は社内で音声データを集めていました。

期間を2週間と決め、目標100人!

大阪のオフィスは約170人。
始める前は、100人分集まるかな?
忙しい仕事中に変な依頼で協力してもらえるかな?
う~結構ストレス…くじけそう。
など不安いっぱいでスタート!

いざ始めてみると、みんな快く協力してくれて、
時間があわなくてお願いできなかった人がいたにも関わらず
終わってみれば約150人分のデータを集めることができました!!

<声のサンプル録音中>
<声のサンプル録音中>

みんな優し~(T-T)
ほんと、感謝感謝です。

次は集めた声についての評価が待っています。
声の主を知らない社外の人に来てもらって、同じフレーズを約150人分聞いてもらって評価する…
…ヘビーよなぁ (^^;)

オープンラボでは、他にも色々な研究に取り組んでいます。
興味を持っていただいた方、ぜひこちらまで!

心の遺伝子

新しい鼓動が聞こえる。

心臓の音か、もしかすると心の音か。

今までに聞いたことがない、新しい鼓動だ。

我々はそれをソシエタス(Societas)と呼ぶことにした。最近の動きを見ていると、Googleは凄いスピードでいろんな情報を外側から囲い込み始めており、もしかすると、世界のコピーを作ろうとしているのかも知れない、と思うこともある。しかし、我々のアプローチの順序は全く逆だ。ヒトのコピーを作るために、まず心を生成することから始める。心があってはじめてヒトは動く、と少なくとも私はそう信じている。そして、脳を経由して、目、耳、口、身体へと伝搬される。あるいは、目、耳、口、身体から得た情報を脳経由で受け入れる。時には心地よく、喜びを感じ、時には不愉快で、腹が立つ。なぜなのだろう。謎だらけだ。

大抵、ヒトの心はきまぐれだ。一人として同じ人間はいない。そして、同じ人間でも常に同じ行動はとらない。しかし、きまぐれに見える行動にも一定のルールがあるに違いない。

我々が立てた仮説は、ヒトは、心の遺伝子を持っている、と言うものだ。ヒトが手にする世間の情報はとても膨大だ。その膨大な情報の多くは、そもそもヒトによってばら撒かれている。ヒトはそれを吸収し、心の中で消化する。吸収し、消化すると言うことは、他のヒトからの外部情報のコピーが心の形成要因になっていると言うことだ。情報伝達の単位が心の遺伝子と言うことになるのだろうか。この単位はおそらく民族や生活習慣などによっても大きく違いそうだが、我々は、まず日本人から始めた。日本人の行動パターンや性格などに関する多くの調査データを入手しては解析し、心の伝達単位である約100種類の遺伝子を規定した。その遺伝子の組み合わせのパターンをソシエタスと呼ぶことにした。すなわち、ソシエタス(Societas)はヒトの心の類型なのである。

馬場さんが中心になってグループの立ち上げ前から行ってきた研究が静かに形になりつつある。ソシエタス(Societas)は、間違いなくこの先の研究開発の核になるだろう。

ただ、この心の類型をどんな目的で、どのように使っていくのか、他の民族の心の類型をどうやって入手するのか・・・課題は山積みだ。挑戦はこれから始まる。

しかし、私の耳には確かに新しい鼓動が聞こえている。手には確かな手ごたえも伝わってくる。目には深い霧の中で見えなかったものが徐々に映りはじめている。霧は深くて、まだすっきり晴れそうにないが、我々は、間違いなく、しっかりとした足取りで前に進んでいる。