研究会を振り返って


こんにちは。私は研究者としてはまだまだ駆け出しで、この世界のことが良くわかっていませんが、研究を進める場には個人単位、研究室単位だけでなく、共同研究や学会等の研究会といった形態もあるようです。これまで本ブログでも共同研究に関する投稿があったはずですが、研究会についてはまだ書かれてなかったように思います。今回は研究会について書きたいと思います。

私たちR&D、とりわけ私が2013年から関与していた研究会に「大規模データモデリング研究会」と呼ばれるものがありました。これは産総研の本村先生が主催する研究会で、産総研がライセンスするAPOSTOOL(POS解析ツール)についての技術情報の交換や、事例づくりの場を目指すものでした。参加者は研究者より企業の実務家の方が多かったので研究会といっても研究がメインという場ではなかったかもしれません。2013年度(2013年5月~2014年3月)は以下のような活動を行いました。

東京と大阪でそれぞれ隔月の部会

私は何度か東京の会にも参加しましたが、東京は関東の企業様、大阪は関西の企業様で集まって情報交換等を行いました。

共同研究の実施

隔月の部会だけでは、具体的な成果が生まれにくいと感じまして、関西の方で何か共同研究をしてみませんか?という提案を行いました。結果的には株式会社エルネット様が手を上げてくださって「食とライフスタイルに関する調査研究」を進めることができました。こちらは以下のような発表実績&予定です。

  • 弊社オープンラボ2013 - ポスター発表[1][2]
  • 第98回行動計量シンポジウム - ポスター発表
  • 2014年度人工知能学会全国大会 - 口頭発表(予定)

ベイジアンネットワーク勉強会

少し前のことになってしまいますが、2014年2月に本村先生、エルネット様、弊社並びに関西の研究会の企業様でベイジアンネットワークでどうモデルを作るか、についての勉強会を開きました。
当日の資料ではありませんが、私なりに内容を整理したものを共有しておきます。

スライドには書いていませんが、データからどのようにモデルを組み立てるかを理解するには情報理論を勉強しておくのが良い、というのが印象に残っています。これを機に復習しておこうと思いました。

第98回行動計量シンポジウムの企画と運営

先日開催レポートをまとめましたが、このシンポジウムは本村先生からの提案で、研究会のメンバーが運営委員会を組織して企画・運営をいたしました。

2014年度人工知能学会全国大会でのオーガナイズドセッションの提案

シンポジウムの話と同時期に、研究会から、5月の人工知能学会全国大会にオーガナイズドセッションを提案しよう、ということになりました。無事提案の方は採択され、5/12にOS-17 共創的価値創出のためのデータプラットフォーム を開催することになりました。2013年はオーガナイズドセッションに参加して発表を行いましたが、今年はオーガナイザという立場で関わらせていただくこととなり、感慨深く思っています。(このセッションで先に挙げた共同研究の発表も行います)

以上のように、2013年度はいろいろとお役をいただくことが多く、忙しい部分もあったのですが、受け身で参加するより、主体的に行動する方が楽しいと感じました。様々な経験を積むこともできましたし、社外の方に名前を憶えていただく機会も増え、ありがたいことだと思っています。

今後について

この研究会は、2014年度は産総研のサービス工学コンソーシアムに設置される「データ活用プラットフォーム研究会」という位置づけで継続することとなりました。今後どう関わっていくかは未定ですが、5/16に開催される初回会合に向けて、少しだけお手伝いしている部分もございます。
5/16の詳細および参加登録は、こちらでご案内しておりますので、よろしければチェックしてみてください。

今回は以上です。


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