ふりかえりをふりかえる


こんにちは。

以前別のメンバーもふりかえりのKPTについて書いていましたが、ウチの開発系部署は「ふりかえり」を良くします。私も開発を行っていましたので、かれこれ5年ぐらい、KPTを使ったふりかえりには慣れている気でいました。しかし、何となく徐々に形式的なものになってしまっているように感じていたところ、最近買ったこれだけ!KPTという書籍を読んで、どこがいけなかったのかが分かってきました。
これだけ! KPT
今回はそのことについて書こうと思います。

そもそもKPTとは

まず、KPTについて簡単におさらいしておきます。KPTとはプロジェクトなどのふりかえりに用いられるフレームワークで、

  • K=Keep、良かったこと、続けたいこと
  • P=Problem。困ったこと、問題だったこと
  • T=Try、この次試すこと、取り組むこと

という枠にそって意見を出していきます。そしてKPTを用いたふりかえりは、書籍によると

  1. 活動を思い出す
  2. うまくいった行動を確認する→Keepに挙げる
  3. 問題を洗い出す→Problemに挙げる
  4. (Keepに挙げたことやProblemに挙げたことに対する)原因を検討する
  5. (Keepに挙げたことやProblemに挙げたことに対する)改善策を考える→Tryに挙げる
  6. (上記以外に)試したいことを考える→Tryに挙げる
  7. 試したいことを選択する

という7つのステップ(P36から引用、一部補足)で進めることが基本となります。
個人的にはここで

  • 2. 上手くいった行動を確認する、において「結果」ではなく「行動」と書いてある
  • 5. 改善策を考える、のはProblemだけでなくKeepに対しても考える
  • 6. 試したいことを考える、のはKやPと関係なく自由に出して良い
  • 7. 試したいことを選択する、必要があること

の4点が気づきを得たポイントでした。

今までのふりかえりはどうだったか

これらを踏まえて、いままでのふりかえりをふりかえってみます。

  • K
    ・節目のタイミングでふりかえりを実施すること
    →改善への意識があり習慣づけられている
    ・ふりかえりの内容を参加者に共有すること(ホワイトボードの写真などで)
    →その気になれば過去の内容を参照できる
    ・事前にGoogleDrive(スプレッドシート)などに意見を出してもらっておく
    →漏れなくいろんな意見が出せる/振り返り時に意見を待っている時間を節約できる
  • P
    ・Tryに挙げたことが実施されていない
     →Tryの書き方が具体的でない/取り組むべきTryを選択していない/次の取り組みを始める時にTryの内容を確認していない
    ・Keepに「行動」が挙げられない
     →良かった「結果」も挙げて良いと思っていた/Keepを毎回考えるので見落とす
    ・Keepが蓄積されていない気がする
     →当たり前のことは挙げない方が良いと思っていた/ふりかえり時に今までのKeepを参照していない/KPTの結果が探しにくい
  • T
    ・振り返り前に前回のKPTを確認する
    ・振り返り前にKPTのルールを確認する
    ・次の取り組み(プロジェクトなど)を始める時までに実行すべきTryを選択し、始める時に確認する
    ・大きな節目でなくともこまめに振り返る

何にTryする?

書籍にはより実践的なアドバイスも載っているので色々試したくなるところですが、一度に全部は難しいのでまずは一つ、
次の取り組み(プロジェクトなど)を始める時までに実行すべきTryを選択し、始める時に確認する
に来年はTryしたいと思います。

今回は以上です。


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