価値観マーケティングとネット選挙


(2013/08追記)
本記事で取り上げた弊社のネット選挙に関する内容が、2013/07/22のワールドビジネスサテライト(WBS)に取り上げられました!
是非ご覧ください。

選挙も販促も… “刺さる”価値観マーケティング


2013年7月、参議院選挙にて自由民主党の大勝がニュースで伝えられた。
テレビのニュースでは勝因の一つにネット選挙への対応が優れていた点が挙げられている。
ではなぜインターネットを活用する事が選挙に有効なのか。私は以下の3つを挙げる。

・支援者とのコミュニケーションの取りやすさ
・情報の拡散
・低コスト

弊社では、上記を踏まえ、ネット選挙支援策として以下の施策を提案した。

  1. Societasをベースとした選挙モデルでの支援者のクラスタリング
  2. Twitter×Societasモデルによる候補者、支援者、政党の分析
  3. 誹謗中傷対策
  4. Facebookの「いいね」数予測

価値観分析は施策1、2で用いている。
1.では、まず支援者の方へアンケート調査を行い、弊社がマーケティングのために設計した価値観分析手法(Societas)を応用した。
これにより関心のある政策などで支援者の方をクラスタリングし、メールマガジンの配信の最適化に用いている。

2. ではつぶやきから価値観を推定する先行研究を応用した。
これを元に候補者および候補者のフォロワーの価値観分布を見ることで、候補者がどんな人に支持されているかを分析した。

ネット選挙のメリットとして、「コミュニケーションの取りやすさ」を挙げているが、
顔の見えない相手に何を伝えるべきだろうか。
その人は何を大事に考えているのだろうか。
相手の価値観を知ることで有権者と候補者の関係をより良いものにできるのではないだろうか。
Societasによる価値観分析が、有権者と候補者のより良い関係を築くことの鍵になると私は考えている。

弊社役員はネット選挙支援についてこう言った。

「やはり強いのはリアルでの繋がりだが、
そこを補完する形でネットがお手伝いできたら。」

私も強くそう思う。

今回は時間の関係で、3,4の詳細及び、技術的なところはあまり記述できなかった。
次回以降の投稿、研究開発グループの発行する、メールマガジンにて、おいおいご説明させてもらおうと思う。

参考文献

谷田泰郎 自然言語処理とマーケティング(電子情報通信学会 2013)


This entry was posted in その他, ソーシャルメディア. Bookmark the permalink.