インターンシップ・プログラム 〜マーケティングおさらい&伝えるということ〜



1,インターンプログラムの実施

大学主催の社会勉強プログラムの一環として、大学1・2年生お二人へのインターン研修を行いました。 お二人とも経営学部。どんな課題を設定すればいいでしょうか。
私の担当はたった1日のプログラムなので、何かを得てもらうのも難しいでしょうし、勉強勉強したものは避けたい。

考えたプログラムの目標は
①  楽しんでもらえるもの。
②  身近に感じてもらえるもの。
③  経営学部で学んだマーケティングを実際に見て感じてもらえるもの。

そこで、スターバックスとドトールコーヒーの店舗観察をしながら、各店舗がターゲットとしている客層、
またそれに向けて行われている施策を4Pの視点から書きだしてみよう!という課題を設定しました。
意識して見てみると、席数、客層、時間帯による違い、価格、接客、いろんなことが見てとれます。

実際に、桜橋の交差点のスターバックスと、堂島地下センターにあるドトール、第1ビル地下にあるドトールについて観察してもらいました。
「スターバックスのほうがオシャレで行きたいイメージがあったけど、行ってみたらドトールのほうがクッキー一つにもお手拭きをつけてくれたり、トレイを出してくれて親切。スタバのほうが値段が高いのに…。」「それでもスターバックスに行きたいと思ってしまう、これはひとえにスタバのブランドイメージが良いから?」「ドトールはサラリーマンの癒しの空間だった」など、色々感じ取ってもらえたようで、ひとまず成功だったかなと感じています。

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2,実は一番難しいこと 〜背景が違う相手とのコミュニケーション〜

このようなインターンプログラムを実施するのは初めてでしたが、実は一番難しいのが「学生時代に何をしておいたらいいですか」「何を考えて今の仕事をされていますか」などという大学生の非常に無垢な質問に、オトナとして答えることだったりします。

今聞かれると「マクロ経済を勉強しておこう」などと、非常に偉そうなことを言ってしまいそうですが、
学生だった頃にオトナにそれを言われて(私は経済学部でしたが、マクロ経済が大の苦手だった!)
素直に従ったか、といえば、従いませんでした。
オトナが「学生時代に勉強しておけばよかったぁ」などと言っているのを見て「ふーん」などと思っていました。
でも、今になるとわかります。原発事故からの、石油輸入増と思いきや、シェールガス革命、からの、電力値上げ&値下げ。エネルギー輸入増からの財政赤字、からの円安。それが日本経済全体に及ぼす影響。今さら「マクロ経済をきちんと勉強しなくちゃ」と思っています。

でも、それを彼らに熱く語っても馬耳東風でしょう。
しかし、自分が後悔した二の轍を踏んで欲しくないし、もっと視野を広げたらいいと思うよ。絶対にね。などと思う。

背景が異なる相手に伝える、そして相手の心を動かす、さらには行動してもらう、というのは本ッ当に、難しい。テクニックやら、やり方は色々あるのかもしれません。

でもやっぱり基本は、相手の立場にたって、何を考えているのか、どう言えば伝わるかな…と考えてきちんとコミュニケートすること。これはこっちもしんどいのでなかなか難しいことですが、よりよいコミュニケーションのためにはこれが基本だなと感じます。そして、今にしてこれを考えると、きちんと向き合って叱ってくれた昔の上司に感謝したいと思うのです。


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