HCDが体験できるワークショップ、やってみました(後編)


HCDが体験できるワークショップ、やってみました(前編)の続きです。

振り返り

このワークショップの素敵なところが、振り返りタイムが設けられているところです。
通常のワークショップでは、振り返りは交流会などで各々が自由に話すスタイルが多いと思いますが、ついついおしゃべりが楽しくてただの飲み会に!みたいなことも少なくありません。(私だけ?)
なので、振り返りの中で自分が感じた事や明日から仕事に活かす事を最後に考えることで、ワークショップが身になると思います。

ということで、参加者の振り返りをノーカットで一挙公開!

01
実際に人と作業して、プロトタイプをテストしてもらい、プロトタイプの方向性がどのように変わったか?

  • 自分が意識してなかった部分に響いていた(新たな発見)
    • 小銭入れとお札入れを切り離せることがわかりやすいように違う素材を使用したが、素材が違うデザインを気に入っていた事が新しい発見だった
    • カードよりオプションの機械の方が反応が良かった(作って見せなかったらわからなかった)
    • ケータイにお財布を付ける案だったが、携帯がお財布でもいいんだ、という発想があった
  • 新しいアイデアが出た
    • 財布を切り離したら無くしそうなので、GPSを付けるなどの新しい発想があった
  • 口で説明しても伝わらないけど、見せたら伝えやすかった(先にモノを作って見せるのが早い)
  • 利用シーンがわかりやすい
  • 利用者に対して先入観があったことがモノを見せるとわかる
  • 新しい問題点がモノを見せる事でわかりやすい

02
未完成の仕事(スケッチやプロトタイプ)を他人に見せるのはどんな感じがしたか?

  • 短時間で作った事が共有されるので恥ずかしくはなかったが、業務でお客様のとこには出しにくいかも
    でも、開発フェーズでは部分的な見せ方は違和感ないと思う
  • 抵抗はないけど、下手で申し訳ない気持ちになった
  • 伝わるか心配だった
  • 見る側は楽しみ
  • 抽象度が高い方がイメージが膨らむ→だんだん具体的になるのがいい
  • 字ではなく絵だったのがいい(写真では具体的すぎるから、やっぱり絵がいい)

03
ペースはどうでしたか?今回のワークは早くて繰り返しの多いサイクルでした。普段の仕事と比べてどう感じましたか?

  • めちゃ早いという感じはしなかった(社内ワークショップの方が忙しい→複数人の意見を統合するのに時間がかかる)
  • 結果がすぐ見れるので、余計な事を考えなくていい
  • 普段はヒアリングのみで1時間とったりしているが、ヒアリング〜プロトタイプ〜評価〜修正までやれば、もっと時間短縮できる
  • 普段は5案も作ってなくて、1〜2案しか作っていない
  • 1パターンでは比べられないと言われた事がある
  • 承認プロセスのひとつとしても、このプロセスは有効
  • 自分が気付いてない事に気付ける

04
デザイン思考は繰り返し行う自発的なプロセスです。
今回のプロセスをもう一度戻るとしたら、どの部分を再び繰り返したいですか?また新たに何をしたいですか?

  • インタビューと掘り下げ
    • ここを聞き違えると影響が大きいから
    • いい質問をしていたらもっといいアイデアがうまれたかも
    • 仮説構築とインタビューを設計するフェーズが欲しい
  • プロトタイプ作成後、次のプロセスを回してみたい
  • 問題設定の掘り下げ
    • ゴールイメージが変わったかもしれないので
  • 5つのアイデア
    • もっと数を出したかったから
    • ありもののアイデアになってしまったから

05
今日の学びを、明日からどんな仕事に取り入れますか?

  • 絵を描く事
  • 5分でアイデアを出す
  • 選択肢を複数用意して選んでもらうようにする(相手の意図を確認するため/決定や承認のための選択ではない/掘り下げ(なぜ?)をしたい)
  • まずインタビュー

ほか「HCDは時間がかかると思っていたけどスピーディーかも」という意見もありました。
まずは参加者にとっていい体験だったようですので、ワークショップ自体を改修しながらじわじわ広げたいと、妄想中。

また、「全く知らない人とペアを組んでやってみたい。また違った気づきがありそう。」という意見もあり、私も同感です。
社外での開催ないか探してみよう。もしくは、企画してみようと思います。

余談・・・

d.schoolの教材を翻訳して公開してくださっている「慶應義塾大学sfcデザイン思考研究会 」の最近出来たロゴが、当社製品の「Synergy!360 」のロゴと似ていて、何か縁を感じます。
04 05


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