Growth Hacker Monthに参加してきました


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画像引用:GrowthHacker.jp

2/14(金)に「RECRUIT Growth Hacker Month」というイベントに参加してきました。先日お知り合いになった方から教えていただいたものです。「Growth Hacker」についてここでは詳しく書けませんが、昨年末から何人かが口にされていたのを聞いて以来、注目しています。よくよく調べていくと、これは単にA/Bテストや口コミといったテクニックだけを指す言葉ではなく、「顧客開発」「リーン」といったシリコンバレーのスタートアップ企業から生まれた考え方や実践が詰まったワードなのだと言うことが分かります。当日のセッションでも、講演や質疑の中で以下のような(ある意味泥臭い)メッセージが語られていました。

  • 持続可能な「Growth」を実現するには「Growth」にFocusしてはいけない
  • 優れた製品・ユーザに愛される製品は、「シェア」ボタンのような機能を持っていなくてもGrowthする
  • ソリューションではなく、問題にフォーカスしよう。重要な問題で、ソリューションが無いというものを見つけるべきだ
  • 最も重要な問題が何であるか分からないということはあなたの考えが足りないのだ
  • 「ビルを出なさい(外に出て、人の話を聞こう)」。何かを始める時は100人以上の人にSkypeなどでインタビューをしてきた
  • インタビューの方がプロトタイプより安い。100人に聞いて20人が同じ問題を語る時がプロトタイプを作る時だ
  • 誰に聞いたらいいか?隣の人でも良い。すぐに始めよう。その人から別の人を紹介されることもある。アドバイスを求めるという姿勢があれば皆喜んで教えてくれる

こうしたことは「顧客開発」という考え方だと思います。何かを作る前に、使ってくれる人を見つけるということです。研究には関係ないじゃないかと思われるかも知れませんが、我々企業の研究部門において、研究成果はいつか製品/サービス化されることを目指さなければなりません。また、私自身も過去に製品企画部門で新製品企画はどうして上手く行かないのかと悩んだこともあったので、この考え方には「言われてみればこれ以外に上手く行く方法などあるだろうか」という説得力を感じます。

2/14の講演者はデータ分析や可視化サービスのFounderという肩書きだったので、そっち系のお話を期待していたのですが、学生や起業家の参加者が多いということで、Growth Hacker入門編という感じに変わったそうです。30分もしない内に「Any Questions?」とスライドに出た時は「あれ、もう終わり?」と感じたものです。その後Webやモバイルのサービス起業家の方と公開質問大会のようなセッションとなり、上述したような体験談を聞けたので良かったかなと思います。

最後に、いくつか参考文献が紹介されていたのであげておこうと思います。日本語訳もあるようですので探してみてください。

  • The Four Steps to the Epiphany:顧客開発についての教科書。日本語版は多少取っつきにくい文体だが、本当にためになる。この通り実行すれば必ず成功する、とのことです。
  • LeanUX:講演ではあまり語られなかったと思いますが、良い製品を作るには顧客開発とLeanUXが重要だと強調されていました
  • The 4-Hour Work Week:技術書では無いが、面白い本。実はプロダクトマーケットフィットをどうテストするかについて学べる、のだそうです

今回は以上です。


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