僕自身を振り返る ~学生生活(学業編)前編


自分の関心や学習の過程をきちんと記録に残しておこうと思い、FC2でブログを開設した矢先、安松さんに「ブログ書いた方がいいですよ」と勧められ、「LABブログに書いたらええやん」と気づきました。今回が初投稿、山田と申します。どうぞよろしくお願いいたします。

 

初投稿、何を書くんだ?という問いに対して、ブログを書こうと思い立ったその日に書いたメモに「今後取り組んでいくテーマや方針、耽った思索や得た知識をアウトプットしていくにあたって、これまで関わってきた対象の棚卸しをする感じ。」とありました(我ながら真面目だなぁ)。これまで何にかかわってきたのかを洗い出して、自分という人間の源泉を辿れ、ということなんだろうと思います。僕も僕なりに四半世紀生きてきた身ですので、思い入れのあるいくつかテーマに切り分けて、数回に渡って棚卸をしてみようと思います。今回は、『学生生活(学業編)』です。

 

僕が入ったのは工学部環境・エネルギー工学科(略して環エネ)というところで、その名の通り環境問題やエネルギー問題(特に原子力)を扱う学科でした。人並みに学業に励まない学生でしたので、当時は技術と理論の面白さに気付けず、「数字やハードばっかりで何がわかるもんかい」と思っていました。

そんな僕に学科が提示したのは、「まちづくり」という分野でした。当時の僕が抱いた感覚でいうと、「ハードだけでものを考えるのでなく、その機能を最大限活かすために、ソフト面のデザインを考える」領域です。ここは割と関心を持ち、好んで学ぶ姿勢を持ちましたが、それでもまだ、どこかピンと来ない感覚を持っていました。

 

3回生も後半戦、研究室配属の時期になっても、まだ学業に対して受動的な僕でしたので、上記の違和感を突き詰める努力もせず、「多少興味はあるし、環エネのまちづくり系領域の研究室に行こう」と思っていました。そんな僕に、研究室説明会の場で大学が新しく提示してきたのは、「ビジネスエンジニアリング(BE)」という専攻でした。BEは『技術知』というキーワードを軸に、工学分野だけでなく経営学分野も学び、価値を展開していこうという趣旨で設立された、まだ若い専攻です。僕はその存在を説明会で初めて知るという体たらくでしたが、即決で「BEに行く」と決め、希望書を提出しました。

 

そんなわけで4回生からは環エネを離れ、BEに所属することになりましたが、領域自体は変わらず「まちづくり」でした。研究室プロジェクトや院試というイベントもあり、まぁなんとか『学生』を名乗ってもバチは当たらない程度の生活を送るようになった僕でしたが、卒業論文のテーマを何にするかについては、なかなかの苦労をしました。というのは、ただでさえ“まちづくり”という広く漠然とした領域であって、しかも僕はそこに何だか腑に落ちない違和感を感じているときてる。興味の赴くままに書籍を読んだりしたものの、なぜかその違和感は拭えない。うーむと悩んでいるときにたまたま出会ったのが、二宮尊徳の言葉とされる、「道徳なき経済は罪悪であり、経済なき道徳は寝言である」でした。

 

「道徳なき経済は罪悪であり、経済なき道徳は寝言である」。この言葉が僕の違和感を消し去り、以降の学生生活の軸になります。

大変に長くなってしまいましたので、前後編の二編に分けて振り返りたいと思います。

 

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。


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