グッド・バイ



 ここは、いつも詰まる。神戸から帰って来て大阪を越える途上。環状線への構造がそもそも悪い。酷い時は尼崎の料金所を抜けて海老江に差しかかるずっと手前から詰まる。
 その日も詰まっていた。
 今年の1月2日。西宮の実家に顔を出した帰り。私は夕方一人で車の中にいた。いつもだいたいそうだ。この日、この時間、一人の空白の時間が訪れる。
 「体調悪いのよね、やっぱやめとくわ」
 毎年の恒例行事のように妻が引きこもる。ぁあ、そっか、だってさ。奈良の家を長男と二人で出る。若干、遠慮と気遣い、やり難さ、そんな心を抱えながら私と長男は車の中で押し黙ったままコミュニケーションを取る。長男は、そんな妻のことを何も言わない。
 そして、実家に戻ると年に一度会えるか会えないかの娘がいる。そして、会話にならない会話をする。夕方近くなって、帰るわ、環状線が込むから、そう私が言ったのと同時に一つの家族が離散する。ちょっと娘が寂しそうな顔をして、長男が申し訳なさそうに俺も帰ると言って席を立つ。それが毎年の1月2日の恒例行事だ。その日も同じだった。いや、娘が饒舌で、私が無言だった。パパねぇ、聞いてよ、私、彼氏ができてね、お母さんには絶対内緒よ、そう言って彼女は笑う。私はパソコンを打ちながら、ちらっと彼女の表情を覗き込む。彼女は笑っている。あぁ、そう、私は自分でも恐ろしいくらい冷たい声で答える。何、聞いてるの、そういう彼女の声が、ぶんぶん唸る蠅の音のようにしか聞こえない。パソコンのキーをたたく私の指の速度が速くなる。ああ、パパってば。正直、面倒くさい。私の興味は今やっている仕事にしかない。眼鏡をはずして娘の顔をまじまじと見た時、娘が言った。「言わないでね、絶対、お母さんには」なぜ、この子は自分の母親のことをお母さんというのに、私に向かってパパというのだろうか、私はそれが不思議でならなかった。私は、本当にこの子の父親なのだろうか。ぁあ、言わないよ、私は本当に面倒くさそうに答えたのだと思う。「何で」私の真意を問いただそうとする娘の言葉には強い語気が込められていた。さぁ、私は立ち上がろうとしていた。帰路に就くために。「何で」もう一度娘は言った。私は、立ち上がって、できるだけ優しい、自分ができる目いっぱいの笑顔で言った、興味がないからだよ。
 ああ、駄目だ、今日も込んでやがる。阪神高速は早く家に帰って仕事をしたい私の気持ちを邪魔するように込んでいた。
 その時だった。ラジオから流れて来た、ラジオ小説。グッド・バイ。
 声が聞こえていた。女が啜り泣く声。俺は死んだのか?俺の手を握って泣いている女は誰だ?なんか昔に聞いたような。
 私はそこに入っていた。興味があったからだ。

 文壇の、或ある老大家が亡なくなって、その告別式の終り頃から、雨が降りはじめた。早春の雨である。
 その帰り、二人の男が相合傘あいあいがさで歩いている。いずれも、その逝去せいきょした老大家には、お義理一ぺん、話題は、女に就ついての、極きわめて不きんしんな事。紋服の初老の大男は、文士。それよりずっと若いロイド眼鏡めがね、縞しまズボンの好男子は、編集者。
「あいつも、」と文士は言う。「女が好きだったらしいな。お前も、そろそろ年貢ねんぐのおさめ時じゃねえのか。やつれたぜ。」
「全部、やめるつもりでいるんです。」
 その編集者は、顔を赤くして答える。
 この文士、ひどく露骨で、下品な口をきくので、その好男子の編集者はかねがね敬遠していたのだが、きょうは自身に傘の用意が無かったので、仕方なく、文士の蛇じゃの目傘めがさにいれてもらい、かくは油をしぼられる結果となった。
 全部、やめるつもりでいるんです。しかし、それは、まんざら嘘うそで無かった。
 何かしら、変って来ていたのである。終戦以来、三年経たって、どこやら、変った。
 三十四歳、雑誌「オベリスク」編集長、田島周二、言葉に少し関西なまりがあるようだが、自身の出生に就いては、ほとんど語らぬ。もともと、抜け目の無い男で、「オベリスク」の編集は世間へのお体裁ていさい、実は闇商売やみしょうばいのお手伝いして、いつも、しこたま、もうけている。けれども、悪銭身につかぬ例えのとおり、酒はそれこそ、浴びるほど飲み、愛人を十人ちかく養っているという噂うわさ。
 かれは、しかし、独身では無い。独身どころか、いまの細君は後妻である。先妻は、白痴の女児ひとりを残して、肺炎で死に、それから彼は、東京の家を売り、埼玉県の友人の家に疎開そかいし、疎開中に、いまの細君をものにして結婚した。細君のほうは、もちろん初婚で、その実家は、かなり内福の農家である。
 終戦になり、細君と女児を、細君のその実家にあずけ、かれは単身、東京に乗り込み、郊外のアパートの一部屋を借り、そこはもうただ、寝るだけのところ、抜け目なく四方八方を飛び歩いて、しこたま、もうけた。
けれども、それから三年経ち、何だか気持が変って来た。世の中が、何かしら微妙に変って来たせいか、または、彼のからだが、日頃の不節制のために最近めっきり痩やせ細って来たせいか、いや、いや、単に「とし」のせいか、色即是空しきそくぜくう、酒もつまらぬ、小さい家を一軒買い、田舎いなかから女房子供を呼び寄せて、……という里心に似たものが、ふいと胸をかすめて通る事が多くなった。
もう、この辺で、闇商売からも足を洗い、雑誌の編集に専念しよう。それに就いて、……。
それに就いて、さし当っての難関。まず、女たちと上手じょうずに別れなければならぬ。思いがそこに到ると、さすが、抜け目の無い彼も、途方にくれて、溜息ためいきが出るのだ。
 「全部、やめるつもり、……」大男の文士は口をゆがめて苦笑し、「それは結構だが、いったい、お前には、女が幾人あるんだい?」

 太宰治だ。入水自殺する直前に書いていた未完の小説。先が知りたくてしょうがないが、本人が死んでしまった以上、その先は想像するしかない。主人公は、持つことに苦労しないとでも言おうか、さんざん遊び歩いた挙句に、小さく良い人として収まることを画策する男としては最悪の性悪である。男は文士から妙な知恵を授かる。

 「・・・すごい美人を、どこからか見つけて来てね、そのひとに事情を話し、お前の女房という形になってもらって、それを連れて、お前のその女たち一人々々を歴訪する。効果てきめん。女たちは、皆だまって引下る。どうだ、やってみないか。」

 喜劇。私は、車の中でこの喜劇に出会えたことに感謝した。渋滞なんか、どっかにすっ飛んで、引き込まれてラジオ小説を聞き続けた。だいたい、美人なんてたくさんいるけど、同性が引くような美人なんているわけがない。しかしながら、主人公の男は、美人を探すという難関をクリアする。

 「田島さん!」
 出し抜けに背後から呼ばれて、飛び上らんばかりに、ぎょっとした。
 「ええっと、どなただったかな?」
 「あら、いやだ。」
 声が悪い。鴉声からすごえというやつだ。
 「へえ?」
 と見直した。まさに、お見それ申したわけであった。
 彼は、その女を知っていた。闇屋、いや、かつぎ屋である。彼はこの女と、ほんの二、三度、闇の物資の取引きをした事があるだけだが、しかし、この女の鴉声と、それから、おどろくべき怪力に依よって、この女を記憶している。やせた女ではあるが、十貫は楽に背負う。さかなくさくて、ドロドロのものを着て、モンペにゴム長、男だか女だか、わけがわからず、ほとんど乞食こじきの感じで、おしゃれの彼は、その女と取引きしたあとで、いそいで手を洗ったくらいであった。
 とんでもないシンデレラ姫。洋装の好みも高雅。からだが、ほっそりして、手足が可憐かれんに小さく、二十三、四、いや、五、六、顔は愁うれいを含んで、梨なしの花の如ごとく幽かすかに青く、まさしく高貴、すごい美人、これがあの十貫を楽に背負うかつぎ屋とは。
 声の悪いのは、傷だが、それは沈黙を固く守らせておればいい。
 使える。

 使える、というのが凄い。喜劇を喜劇たらしめる。主人公は、女と別れるために彼女と組む。だが、この彼女が一筋縄ではいかない。名前はキヌ子。力が強く、下品で強欲なのに、美人でどこか繊細。そこに主人公は知らぬ間に踊らされていく。

 「君に、たのみたい事があるのだがね。」
 「あなたは、ケチで値切ってばかりいるから、……」
 「いや、商売の話じゃない。ぼくはもう、そろそろ足を洗うつもりでいるんだ。君は、まだ相変らず、かついでいるのか。」
 「あたりまえよ。かつがなきゃおまんまが食べられませんからね。」
 言うことが、いちいちゲスである。
 (中略)
 田島はなじみの闇の料理屋へキヌ子を案内する。
 「ここ、何か、自慢の料理でもあるの?」
 「そうだな、トンカツが自慢らしいよ。」
 「いただくわ。私、おなかが空すいてるの。それから、何が出来るの?」
 「たいてい出来るだろうけど、いったい、どんなものを食べたいんだい。」
 「ここの自慢のもの。トンカツの他に何か無いの?」
 「ここのトンカツは、大きいよ。」
 「ケチねえ。あなたは、だめ。私奥へ行って聞いて来るわ。」
 怪力、大食い、これが、しかし、全くのすごい美人なのだ。取り逃がしてはならぬ。
 田島はウイスキイを飲み、キヌ子のいくらでもいくらでも澄まして食べるのを、すこぶるいまいましい気持でながめながら、彼のいわゆる頼み事について語った。キヌ子は、ただ食べながら、聞いているのか、いないのか、ほとんど彼の物語りには興味を覚えぬ様子であった。
 「引受けてくれるね?」
 「バカだわ、あなたは。まるでなってやしないじゃないの。」
 (中略)
 田島は敵の意外の鋭鋒えいほうにたじろぎながらも、
 「そうさ、全くなってやしないから、君にこうして頼むんだ。往生しているんだよ。」
 「何もそんな、めんどうな事をしなくても、いやになったら、ふっとそれっきりあわなけれあいいじゃないの。」
 「そんな乱暴な事は出来ない。相手の人たちだって、これから、結婚するかも知れないし、また、新しい愛人をつくるかも知れない。相手のひとたちの気持をちゃんときめさせるようにするのが、男の責任さ。」
 「ぷ! とんだ責任だ。別れ話だの何だのと言って、またイチャつきたいのでしょう? ほんとに助平すけべいそうなツラをしている。」
 「おいおい、あまり失敬な事を言ったら怒るぜ。失敬にも程度があるよ。食ってばかりいるじゃないか。」
 「キントンが出来ないかしら。」
 「まだ、何か食う気かい? 胃拡張とちがうか。病気だぜ、君は。いちど医者に見てもらったらどうだい。さっきから、ずいぶん食ったぜ。もういい加減によせ。」
 「ケチねえ、あなたは。女は、たいてい、これくらい食うの普通だわよ。もうたくさん、なんて断っているお嬢さんや何か、あれは、ただ、色気があるから体裁をとりつくろっているだけなのよ。私なら、いくらでも、食べられるわよ。」
 「いや、もういいだろう。ここの店は、あまり安くないんだよ。君は、いつも、こんなにたくさん食べるのかね。」
 「じょうだんじゃない。ひとのごちそうになる時だけよ。」
 「それじゃね、これから、いくらでも君に食べさせるから、ぼくの頼み事も聞いてくれ。」
 「でも、私の仕事を休まなければならないんだから、損よ。」
 「それは別に支払う。君のれいの商売で、儲もうけるぶんくらいは、その都度つどきちんと支払う。」
 「ただ、あなたについて歩いていたら、いいの?」
 「まあ、そうだ。ただし、条件が二つある。よその女のひとの前では一言も、ものを言ってくれるな。たのむぜ。笑ったり、うなずいたり、首を振ったり、まあ、せいぜいそれくらいのところにしていただく。もう一つは、ひとの前で、ものを食べない事。ぼくと二人きりになったら、そりゃ、いくら食べてもかまわないけど、ひとの前では、まずお茶一ぱいくらいのところにしてもらいたい。」
 「その他、お金もくれるんでしょう? あなたは、ケチで、ごまかすから。」
 「心配するな。ぼくだって、いま一生懸命なんだ。これが失敗したら、身の破滅さ。」
 「フクスイの陣って、とこね。」
 「フクスイ? バカ野郎、ハイスイ(背水)の陣だよ。」
 「あら、そう?」
 けろりとしている。田島は、いよいよ、にがにがしくなるばかり。しかし、美しい。りんとして、この世のものとも思えぬ気品がある。
 トンカツ。鶏のコロッケ。マグロの刺身さしみ。イカの刺身。支那しなそば。ウナギ。よせなべ。牛の串焼くしやき。にぎりずしの盛合せ。海老えびサラダ。イチゴミルク。
 その上、キントンを所望とは。まさか女は誰でも、こんなに食うまい。いや、それとも?

 キヌ子は食欲旺盛。男はだいたい、そういう女を避ける。そう遺伝子にでも書かれているのだろうか。非効率だからだろうか。効率よく子孫を残せそうな女を選ぶ。
 小説は未完だが、小説の中で主人公は一人の女と別れている。青木さんというキヌ子とは対照的な女性らしい女性。もう一人出てくるが、その 女性との接触の段階で小説は終わっている。だけど、二人いれば十分だとも思う。これで十分わかる。シリーズものにするとだいたい、最後の方はぐたぐたになる。太陽に吠えろ、のパターンだ。最後の方は殉職したのか、転勤したのかすら誰も覚えていない。
 キヌ子と離れられない友情めいたものを書きつつ、青木さんのことを太宰は優しく包んでいる。そう感じるのは私だけだろうか。

 「こんちは。」というあいさつさえも、よそよそしく、「きょうは女房を連れて来ました。疎開先から、こんど呼び寄せたのです。」
 それだけで十分。青木さんも、目もと涼しく、肌はだが白くやわらかで、愚かしいところの無いかなりの美人ではあったが、キヌ子と並べると、まるで銀の靴と兵隊靴くらいの差があるように思われた。
二人の美人は、無言で挨拶あいさつを交かわした。青木さんは、既に卑屈な泣きべそみたいな顔になっている。もはや、勝敗の数は明かであった。
 前にも言ったように、田島は女に対して律儀りちぎな一面も持っていて、いまだ女に、自分が独身だなどとウソをついた事が無い。田舎に妻子を疎開させてあるという事は、はじめから皆に打明けてある。それが、いよいよ夫の許もとに帰って来た。しかも、その奥さんたるや、若くて、高貴で、教養のゆたからしい絶世の美人。
 さすがの青木さんも、泣きべそ以外、てが無かった。
「女房の髪をね、一つ、いじってやって下さい。」と田島は調子に乗り、完全にとどめを刺そうとする。「銀座にも、どこにも、あなたほどの腕 前のひとは無いってうわさですからね。」
 それは、しかし、あながちお世辞でも無かった。事実、すばらしく腕のいい美容師であった。
 キヌ子は鏡に向って腰をおろす。
 青木さんは、キヌ子に白い肩掛けを当て、キヌ子の髪をときはじめ、その眼には、涙が、いまにもあふれ出るほど一ぱい。
 キヌ子は平然。
 かえって、田島は席をはずした。
 (中略)
 セットの終ったころ、田島は、そっとまた美容室にはいって来て、一すんくらいの厚さの紙幣のたばを、美容師の白い上衣うわぎのポケットに滑りこませ、ほとんど祈るような気持で、
 「グッド・バイ。」
 とささやき、その声が自分でも意外に思ったくらい、いたわるような、あやまるような、優しい、哀調に似たものを帯びていた。
 キヌ子は無言で立上る。青木さんも無言で、キヌ子のスカートなど直してやる。田島は、一足さきに外に飛び出す。
 ああ、別離は、くるしい。
 キヌ子は無表情で、あとからやって来て、
 「そんなに、うまくも無いじゃないの。」
 「何が?」
 「パーマ。」
  バカ野郎! とキヌ子を怒鳴ってやりたくなったが、しかし、デパートの中なので、こらえた。青木という女は、他人の悪口など決して言わなかった。お金もほしがらなかったし、よく洗濯もしてくれた。
 「これで、もう、おしまい?」
 「そう。」
 田島は、ただもう、やたらにわびしい。
 「あんな事で、もう、わかれてしまうなんて、あの子も、意久地いくじが無いね。ちょっと、べっぴんさんじゃないか。あのくらいの器量なら、……」
 「やめろ! あの子だなんて、失敬な呼び方は、よしてくれ。おとなしいひとなんだよ、あのひとは。君なんかとは、違うんだ。とにかく、黙っていてくれ。君のその鴉からすの声みたいなのを聞いていると、気が狂いそうになる。」

 結局、主人公が分かれたのは、つまり太宰が別れさせたのは青木さんだけだ。主人公の人格は完全に破たんしている。だから、キヌ子に惹かれる。キヌ子に惹かれながらも多分、青木さんが好きなのだ。だから、太宰は主人公を使って、青木さんに、グッド・バイ、といわせた。この喜劇の走りは、私小説を書いていた太宰の新境地だったかも知れない、という人もいる。確かに、この主人公は太宰とは似ても似つかぬ。だが、本人とどこか似ているような気がする。そんな匂いがするのだ。太宰は、グッド・バイするとき、青木さんのような女性を選んだような気がする。山崎富江がどんな女性だったかは知らない。ただ、私には、彼がグッド・バイできずにグッド・バイした、そんな気がしてならないのだ。
 そんなことを考えているうちに渋滞が解けて車が流れ出した。陽が落ちて、私は阪神高速のネオンサインに包まれながら、孤立していきながら暖かさを保てる自分と社会という凡庸で冷徹な空気に浸される自分の間で揺れ続けていた。有機体が無機体に戻るとき、果たして異性の有機体を求めるだろうか。もし、異性の有機体の手を握っているとしたら、そのグッド・バイは異性の有機体に発しながら、自分に発しているだろう。もし、自分一人で無機体に戻るとすれば、自分ではなく、すべての有機体に、グッド・バイと言うのだろう。
 グッド・バイ。

引用:
青空文庫 「グッド・バイ」太宰治
http://www.aozora.gr.jp/cards/000035/files/258_20179.html
底本:「太宰治全集9」ちくま文庫、筑摩書房
   1989(平成元)年5月30日第1刷発行
   1998(平成10)年6月15日第5刷発行
底本の親本:「筑摩全集類聚版太宰治全集」筑摩書房
   1975(昭和50)年6月~1976(昭和51)年6月発行
初出:「朝日評論」
   1948(昭和23)年7月
入力:柴田卓治
校正:かとうかおり
2000年1月23日公開
2011年5月22日修正


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