アリ!?


今週末提出のレポート。
夏休みの宿題をいつも後回しにして、結局せずに乗り切ってきた私にしては、計画的に進み、
追加の分析と微調整でゴールが見えてきたけど、もうひとスパイス欲しいところ。
でも、なんだか気乗りせず…。

スパイスを探すついでに、もっと楽しそうな前のめりになれることないかな~と過去のセミナー資料を漁ってみると…
………。

もう3か月も前になりますが、こういうセミナーに参加してました。
↓   ↓
http://www.trasti.jp/forum/ref_forum/forum_42.pdf
「数学と産業の協働、データサイエンティストの育成」

シンポジウムは、ありきたりなよくある話もあり、
今流行りの話もあり、納得・共感できる話もあり、考えさせられる話もありました。

でも、何かちょっと違うんです。
違うんです!
自社のデータ活用についての苦労ばなしは、私はもういらないんです!

ついつい、データ分析に関する苦労自慢は私もできるんですわ~と言いたくなったんですが、
そんな中で、異色を放っていた講演。

「アリにおける意思決定と失敗戦略」

アリです…。
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広島大学の西森先生は、世にあまた起こる自然現象について、
数理学を使って、モデル化を行うご研究をされているようです。
今回のシンポジウムの研究では、アリの行動を分析することから、運動ルールを作成しモデルを作成、
さらに、モデルを抽象化・単純化しすることによって、モデルの議論の本質を捉え、汎化を図っています。

さてさて、ご存知アリさんは世界中どこにでもいる昆虫です。
アリさんは、個体としてはシンプルな生き物なんですが、集団になると非常に複雑なシステムで動いているようです。

西森先生の講演の中で、いわゆるアリの良い集団というのは、働きアリさんもいますが、いつも怠け者のアリさんがいて、世界の秩序を守っています。
その怠け者のアリさんが働くことになった時、世界の均衡が保てなくなり、平和ではなくなってしまいます。
怠け者のアリさんは働いていないように見えても、役割がきちんとあって、
働きアリさんだけでは、採餌効率が悪く、怠け者アリさんも集団には必要なのです。
私が夏休みの宿題をやらないことによって、クラスの平和は保ててたんですね。きっと…

では、ひきつづきレポートのスパイスを探すことにしましょうか…。

 

補足: アリは、ハチの進化系らしいのですが、機能としては退化しているらしい…。

 

参考文献
(1) 西森拓「アリにおける意思決定と失敗戦略」 数学と産業の協働、データサイエンティストの育成講演資料 2014年6月
(2) 西森拓 「こんな研究アリですか?」 物性研究・電子版 Vol.3、No.1, 031205 2013年


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