パターンマイニング(1)(2) 〜慶應大の講義より〜


慶應、井庭先生のパターンランゲージの授業2・3回目。
この回では、パターンを見つけるためのパターンマイニングをワークショップを通して学びます。
(私は視てるだけですが)

まず、創造的思考の2つのパターンの紹介。

井庭先生の授業では、発散思考では「ブレーンストーミング法」を、収束思考では「KJ法」を用いるようです。
企業でも良く使われている手法ですが、間違って使用されていることが多いそうです。

井庭先生の授業の中から、ポイントだと思った箇所をピックアップします。
※私の主観が混ざっていますので、正しい情報を知りたい方は、井庭先生の授業をご覧ください。

ブレーンストーミング法(発散思考)

有名ですが、改めて基本ルールなど。

基本ルール

  • 判断の先送り
    出てきたアイデアを評価・批判しない
  • 自由な展開
    自由な雰囲気のなかで行う
  • 質より量
    とにかく多くのアイデアを出す
  • 組合せと改良
    出されたアイデアに他のメンバーが便乗して工夫を加え、新しいアイデアを連鎖的に生み出して行く

ポイント

  • ちゃんと向き合って座る。
  • 横に長いテーブルダメ、丸テーブルなどでコンパクトにまとまれるスペースで
  • 大体6人まで(6人以上だと分かれてしまいがち)
  • ちょっと太めの水性サインペン(遠くからでもみやすい)
  • のせ上手な進行役(ファシリテータ)

テーマの経験者と非経験者が同じチームにいる方が良いとのこと。

非経験者がインタビュアーとなって「それは何?」「これはどうするの?」などと質問をなげかけることで、経験者の無意識下のパターンを引き出しやすいから。

メンバが各自の役割を意識する事も大切ですねー

KJ法(収束思考)

間違って使っていることが多いと言われているKJ法。
KJ法が間違った認識で使われてしまうひとつが「空間配置」。
KJ法うんぬんについては、また別の記事で書きたいと思ってますのが、井庭先生の表現がわかりやすかったので、一部紹介します。

  • 「親近感」を覚えるカード同士を近づける(背後にある文脈や意味を捉える)
  • 2枚のカードの意味的距離を比べる
  • 何度も位置を調整する
  • 禁句=「◯◯◯系」「◯◯◯的」「◯◯つながり」
  • キレイに並べたらダメ(カード同士の距離感がわからなくなるので)

井庭先生の経験から、50枚カードがあると収束には6時間くらいかかるそうです。

感想

今回は馴染みのあるテーマだったからか、ワークショップ主体の授業だったので、サラッと観れました。
当社の先輩もKJ法の間違った使い方について、よく語ってくださいます。
井庭先生も99%間違って使われているとおっしゃってました。

大学の授業や大学生と話していると、創造的な授業が多いなぁと感じます。
# 自分の大学時代は、学生が各々で活動していたような、、、覚えてないだけかもしれませんが

すでに社会に出ちゃってる私なんかは、意識して創造的手法を学ばないと、どんどん脳みそが凝り固まってしまいそうなので、手軽に授業が視れる iTunse U はやっぱり素敵。

次回はライティングの授業です。


This entry was posted in デザイン. Bookmark the permalink.