くらしを考えるワークショップ@オープンラボ2014 レポート


こんにちは、徳見です。

11/15(土)東京、11/21(金)大阪にて第3回目となるオープンラボで「くらしを考えるワークショップ」を実施しました。
初となるオープンラボでのワークショップ。
どんな方々が申込してくださるかドキドキワクワクしてましたが、多様な年代・業種の方にご参加いただきました。
そんなワークショップの様子をご報告します。

ワークショップの内容

募集時の記事にも書いた通り、生活者としての自分視座からニーズを思考することで新たな発想が
出るのではないか、という実験的なワークショップです。
また、企業で働く私たちもひとりの生活者です。
自分自身の豊かな暮らしを深く考え、他者理解することで、マーケティングがもっと人に寄り添った生きる活動になるのではないか、というと考えのもと「くらし」をテーマとしました。

ザックリとした流れは、以下の通りです。
1. 自分の暮らしを考える
2. グループで共有する
3. 理想のくらしをまとめる
4. 発想する
5. 発表する
6. ワークショップを振り返る

ワークショップの進行をさせてもらうとき、個人的に一番楽しいのが「発表する」時間です。
参加者の方々のアイデアが想像をはるかに超えて面白かったり、プレゼンが上手すぎたりと、発表の時間がワークショップを企画する側の醍醐味だな〜と常々感じていたことを再認識する会でした。

ちょっと脱線してしまいましたが、本題の報告に戻ります。

ワークショップの様子

東京は産総研、大阪はグランフロントにて、R&Dで新たにソーシャル・イノベーション研究に取り組んでいる安松と私(徳見)の2名で進行しました。

11/15(土)東京

企業の方から高校生、大学の教授まで、計23名にご参加いただきました。

ws1
席を移動しての対話の様子

ws2
理想の暮らしに大事な要素の空間配置とアイデア

11/21(金)大阪

大阪も企業からだけでなく、地域活動をされている方など計28名の参加者、および約10名ご見学くださいました。

ws3
開放的な会場(グランフロント)での対話の様子

ws4
理想の暮らしに大事な要素の空間配置

参加者のコメント

アンケートは東京は22名(参加者23名)、大阪は参加者28名全員+見学者6名とほぼ100%以上のご回答をいただけました。
その中から一部を抜粋してご紹介します。

  • 暮らすことについて、ハード面ばかり考えがちでしたが、それを通じて何を実現したいのか、を改めて考える良い機会になりました。
  • 自分の考えと人の考え(意見)を合わせることにより、良い形が生まれることが再認識しました。特に今回は異業種の方が周りに多かったので、すごくイノベーションができました。
  • 自分の潜在的な意識・感覚を引き出してもらったように思います。
  • 物を考えることより、データを重視しがちな日々なので、改めて「考える」「思考」の大切さを学びました。また、他の人と意見を交換することで、自分の価値観が変わることを実体験し、とてもおもしろかったです。
  • 「暮らし」というと、インテリアなど住をイメージしてたが「いかに生きるか」と考える場になった。
  • あらためて自分が何を大切にしているかをよく考えるきっかけになりました。
  • 自分の価値観を掘り下げていくのを段階を追ってやっていくことができたのがよかったです。
  • 暮らしとは、自己実現を図るためのベースであるということを改めて感じた。
  • 短時間で、くらしについて根本的な問いかけが、自分自身とそして他の価値観を持った人たちと共有し刺激を受けた。
  • 生活ニーズとビジネスの結びつきを考えるのは難しい。

このほか、ワークショップの気付きをキッカケに週末大掃除をされた方もいらっしゃったそうです(笑)

おわりに

ぜんぜん違う環境にいる人間たちがひとつの机を囲んで話をするだけで、自分の価値観というのが知らず知らず変わっていっているんですね

ワークショップの中でご紹介したおらが大槌夢広場代表の臼沢さんの言葉です。

その言葉が示すように、対話を通して自己を内省し、他者を知り、さらに深めていくというプロセスが、豊かな暮らしを考えるキッカケになれたのではないか、と参加者のコメントを前向きに受け止めています。
一方で、生活者視座からの発想を企業活動と結びつけるプロセスをどのようにデザインするかは今後の課題として捉えています。

来年は当社のソーシャル・イノベーション研究が本始動します。
今後さらに、マーケティングがもっと人に寄り添ったものに、人々が豊かに生きる営みと繋がるような、場づくりや仕掛けのデザイン研究を進めていきたいと思います。


This entry was posted in ソーシャル・イノベーション, デザイン. Bookmark the permalink.