開催報告

2014年11月15日(土)東京・21日(金)大阪と2回にわたりSynergy Marketingオープンラボ2014が開催されました。
両日とも快晴に恵まれ、100名を超える方々にご来場いただき盛況のうちに終了いたしました。

ご来場者様の詳細

昨年2013年度の開催時とは出展形式や講演の有無などで内容が異なりましたが、東京・大阪ともに昨年とほぼ同じ数の方々にご来場いただきました。ご来場いただいた皆さま本当にありがとうございました。

2014年11月15日(土) 東京開催の模様




東京・お台場の産業総合研究所で開催しましたオープンラボ2014東京では、弊社も参加をしているサービス工学コンソーシアムとの共催で、さまざまな展示やワークショップ、講演やパネルディスカッションが行われました。ここでは「社会知ネットワーク」と「ニューロマーケティング」をご紹介します。※プログラムはこちらをご覧ください。

社会知ネットワークでお客様の姿がもっと見えてくる

R&Dでは「社会知」=「お客様を理解するために企業間でデータを安全に共有するプラットフォーム」の研究に取り組んでいますが、オープンラボ2014ではその研究成果である「社会知ネットワーク ver1.0」を披露しました。

生活者の心理的抵抗が強いデータそのものの共有ではなく、データから抽出した「知見」や「知識」を確率モデルの形で共有するプラットフォーム、これが「社会知ネットワーク ver1.0」です。

当日は社会知ネットワークの応用として、Twitterのつぶやきからその人の消費傾向を推論するアプリケーションのデモンストレーションを行いました。これは社会知ネットワークで共有されている以下の2つ、
・ツイートからその人の価値観を推論するモデル
・その人の価値観から消費傾向を推論するモデル
を利用して開発したもので、プラットフォームとしての社会知ネットワークの可能性を示唆するものでした。また、西尾がパネラーとして参加したパネルディスカッションでは、組織を超えたデータの利活用や施策の推進、ユーザも含めた「社会システム」のあり方など、有意義な議論が展開されていました。

ニューロエコノミクス、ニューロマーケティング

講演では、ATRの田中沙織氏が、行動経済学にある「時間割引」という考え方をニューロサイエンスにより解明する研究など、アカデミックな内容をわかりやすくかつ興味深く解説くださりました。また、ベルタンはニューロマーケティングの動向と弊社の取り組みを説明しました。経済におけるニューロサイエンスの事例はマーケティングにニューロサイエンスを応用している私たちにとってよい刺激となりました。脳波測定と表情認識を利用したニューロマーケティングのデモンストレーションでは、体験した多くの方から「面白い!」「自社の商品やコンテンツに活かせないか」とお声をいただくほどの人気でした。

当日は、さまざまな企業や自治体が参加し、意見を交換する場となりました。それぞれの研究におけるヒントを得たよい一日となりました。

2014年11月21日(金) 大阪開催の模様




グランフロント大阪で開催されたオープンラボ2014大阪では、東京でも好評だったワークショップに加え、「ミニセッション」で来場者をお迎えしました。ワークショップもミニセッションも今年初めての試みでしたが大いに盛り上がりました。※プログラムはこちらをご覧ください。

「生きる」を考えるワークショップ

ワークショップでは、生活者としての自分視座からニーズを思考することで新たな発想が出るのではないか、というと考えのもと「くらし」をテーマとしました。参加者の満足度は高く、また、テーマそのものだけではなくアイディアの出し方やまとめ方などファシリテートに関心をもつ方も多くいたことが印象的でした。

対話、ソーシャルイノベーション

大阪では研究テーマを講演形式で発表する「ミニセッション」を実施し、ポスターでは伝えきれない研究の動機や将来像を研究者自身のことばで語りました。さまざまなセッションが行われた中で、ここでは「対話」、「ソーシャルイノベーション」をピックアップしてご紹介します。

対話システムのミニセッション(あなたのことばで成長する会話システム)では、対話研究の動機と展望を対話研究の歴史や人の心に対する洞察も交えて谷田が紹介しました。対話システムのデモンストレーションでは、厳しいご指摘もございましたが、みなさまの対話研究に対する興味と期待が感じられるものでした。

ソーシャル ・イノベーションのミニセッションでは、"ソーシャル・イノベーション"という耳慣れない言葉が何を意味するのか、なぜそこに取り組もうとしているのか、木虎が紹介しました。このミニセッションにより、ソーシャル・イノベーション領域の取り組みである「くらしを考えるワークショップ」への理解が深まったと感じました。

顧客を理解するということ

オープンラボ2014大阪では、シナジーマーケティングに加え、福岡大学都市空間情報行動研究所、大阪ガス行動観察研究所株式会社、株式会社ホットリンクの3社が出展をしました。いずれの展示も顧客・生活者の理解を深めるための取り組みを紹介するもので、各社それぞれ特長のあるアプローチは興味深いものでした。

ミニセッションが見えづらい・聞き取りづらいなど会場運営に課題はありましたが、来場者と出展者が対話し、理解を深めるきっかけとなるイベントとなりました。ご来場いただいたみなさま、誠にありがとうございました。

運営スタッフから

シナジーマーケティング R&D 馬場彩子

思い起こせば2012年。最初にオープンラボを開催した年は、正直来場者はいるのだろうか、と本当に不安でした。そこから数えて3回目。初年度に来場くださった大阪ガス行動観察研究所が昨年に引き続き出展くださったり、今年初めて来場くださる方がいらっしゃったりと、オープンラボで輪が少しずつ広がっていることを感じます。

来場いただきましたみなさま、誠にありがとうございました。また、今年ご都合が合わなかったみなさまも来年はぜひお運びください。

シナジーマーケティング コーポレートコミュニケーション室 川口昌徹

オープンラボの会場では、研究開発メンバーが行うプレゼンテーション後の質疑応答で、聴衆の皆さまよりさまざまなご質問やご意見をいただきます。「その研究をどのように収益に結び付ける予定でしょうか?」。「では、このような視点からはどのようにお考えでしょうか?」。このようにメンバーが返答に戸惑うようなストレートな質問も少なくありません。

進行している運営スタッフとしてはハラハラすることもあるのですが、メンバーは来場者様から率直なご意見をいただけることにとても感謝しています。またオープンラボで皆さまから頂いた貴重なご意見は、これからの研究のための大切な糧とし、革新的なマーケティングテクノロジーの創造に真剣な努力を続けていく所存です。ぜひ次回もご期待いただき、忌憚のないご意見を頂戴できれば幸いです。

共同出展・開催企業

各テーマ担当の最新ブログ記事

社会知ネットワーク
> データからの社会的価値創出 (西尾 義英)

ニューロマーケティング
> ニューロを使った新たなマーケティングへ~OpenLAB2014 (ベルタン マチュー)

ソーシャル・イノベーション
> ソーシャル・イノベーション ~OpenLAB2014 (安松 健)

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