シナジーマーケティング研究開発グループオープンラボ2012
マーケティングとコミュニケーションに大臣機と喜びをもたらすテクノロジー

12月7日(金)大阪にてSynergyMarketing研究開発グループオープンラボ2012を開催しました。
2012年に研究開発グループが発足して初めてのイベントでしたが、参加者が80名を超えるほど大盛況でした。
ご参加いただいた皆様ありがとうございました。当日のポスター資料を公開いたしますので、ご覧ください。

マーケティングサイエンス

Societas (ソシエタス):顧客の嗜好の本質を探る

資料:
Societas ポスター(PDF)Societas早見表(PDF)Societasフレーム(PDF)Societasマップ(一般とSyM)(PDF)Societas説明資料(簡易版)(PDF)SocioEU提案資料(抜粋)(PDF)

企業とお客様のコミュニケーションにはお客様の理解が必須。お客様の嗜好の本質を理解するには、インタビューやエスノグラフィーなどの定性調査が重要になりますが、効果的な定性調査にはノウハウとコストが必要です。ソシエタスは顧客の特性の類型です。綿密なインタビューと大量な定量データ解析により「嗜好の本質」がみえる顧客モデルを作成しました。 さらに「確率推定モデル」を導入することにより、アクセスログや購買データなどの行動履歴より「嗜好の本質」を予測することが可能です。オープンラボではソシエタス研究の動機や応用、およびモデル構築における技術的な側面を解説しました。

ニューロマーケティングに基づく広告の効果測定

資料:02_オーブンラボ2012_ポスターニューロ(PDF)

消費者を理解する為に、マーケターは今までデプスインタービューやアンケート等などのリサーチ手法をとっていました。その時代が恐らくもうすぐ終わります。消費者を本気で理解するには、頭の中に入るしかありません。そこで、最先端の市場リサーチ手法「ニューロマーケティング」参上です!

ニューロマーケティングとは、脳科学の知見とツールをマーケティングに応用することです。例えば、広告の効果測定で使われるようになります。CMやカタログ等を見せながら、脳はどういう部分に反応するかを詳しく測ることが出来ます。その結果を元にメッセージの改善、またはピンポイントのターゲティングが可能になります。

オープンラボでは、その実験をライブで体験できるような環境を用意しました。

Twitterのテキストデータを用いたブーム発生の探索

資料:03_オーブンラボ2012_SNS_1(PDF)04_オーブンラボ2012_SNS_2(PDF)

マスメディアにプラスしたメディアとして、私たちはソーシャルメディアに注目しています。
その理由としては、大きく2つ。

  • メディアの信頼性として、近年では「テレビCM」や「ブランドスポンサー」よりも「知り合いからのおすすめ」や「ネット上の意見」が上位を占める傾向にあります。
  • 「ソーシャルメディアは購買行動に影響を与える」という調査結果もあり、その傾向は年々強くなっています。

私たちはソーシャルメディアの中でも日本文化に親和性の高いTwitterを分析することにしました。Twitterで「おいしい」「食べたい」などとつぶやいているツイートのみを取り出して、話題の変遷を見ることで「ラー油」や「塩麹」に続く、次なるヒット予測を目指します。

さらに、顧客の価値観をSNSから推論しました。
現在、SNS分析は人と人とのネットワークによる分析、インフルエンサーの追跡がよく行われていますが、個人の価値観を推論する事を目的とした分析は行われていません。私たちはSNSに利用者の近況が投稿されている事に着目し、ソシエタスを適用する事で価値観を推論しようと試みています。

顧客の感情を動かす実践的UXデザイン手法

資料:顧客の感情を動かす実践的UXデザイン手法ポスター(PDF)補足資料(PDF)

顧客志向の重要性が高まる中、お客様が使いやすく魅力的で感性が動かされる総合的な体験をデザインする方法としてユーザーエクスペリエンス(UX)を考慮したデザインアプローチが注目されています。しかし、購買行動の裏側にある心理・感情を理解するための調査分析方法において、様々な課題があり、企業のWEBマーケティングにおけるUXデザインを進める上での障壁となっています。
そこで、当発表ではご近所リサーチと購買分析および顧客の実反応を検証する「実践的UXデザイン手法」を事例付きで紹介しました。

マーケティングデータの把握におけるビジュアライゼーションの効用

資料:マーケティングデータの把握におけるビジュアライゼーションの効用(PDF)

せっかく作成した分析レポートを提出しても伝わらなかった、という経験はありませんか?
私たちは、マーケティング活動におけるデータビジュアライゼーションに着目し、その目的を達成するための3つの要素を定義しました。当発表では、3要素のうちのひとつである「図表」に着目し、エクセルが吐き出す図表とビジュアルを工夫した資料の2パターンをパフォーマンス評価し、データビジュアライゼーションの有効性を検証した結果を紹介しました。

コミュニケーションマイニング

概念検索による「心地良い」検索の実現

資料:06_オーブンラボ2012_情報検索_ポスター(PDF)

不定形なデータが大量にある今、重要かつ難しいことの一つが

  1. 大量のデータの中からユーザーに本当に必要なものを探し出し、
  2. その結果をユーザーにとって有益な順番で提供する

ことです。
この1つのパターンが文書やメール、商品やWebなどの検索であり、また別のパターンがインサイトボックスの各種マッチング機能だと言えます。皆さんは一日に何回検索しますか?その中で「欲しい結果と全然違う!」と思ったことはありませんか?

研究開発Gでは、ユーザーが直接入力したキーワードだけではなくそこから「意味」「概念」も考慮して検索すること、またその結果をユーザーとって最も重要な順に返すことに取り組んでいます。

オープンラボ2012 声の印象ってどこからくるの?

資料:07_オーブンラボ2012_音声_ポスター(PDF)

より人間らしく、人にやさしいシステムを作りたい!
皆さんは日々、話をする相手に合わせて話の内容や言い方を変えたり、表示する資料のデザインを変えたりするでしょう。また相手の様子や声の調子から、相手がどういう人なのか、相手の感情などを読み取りながらコミュニケーションをとりますよね。

人の印象の40%近くは、声によるものだと言われています。この印象はどこからくるのか。音声を分析し、分類することでその一端を紐解きます。

オープンラボ2012 「おいしい」画像を探します

資料:08_オーブンラボ2012_画像_ポスター(PDF)

インターネットには画像があふれています。デジカメやスマホの普及により、個人が簡単に写真を撮影し、twitterや写真系SNSで共有することが身近なこととなっています。共有された写真を中心にして、新しいコミュニケーションが始まっています。

写真にはとても多くの情報が含まれています。何が写っているかはもちろんのこと、コミュニケーションのリンクを辿ることで、撮影した人の思いやこだわり、その写真に「いいね!」した人の個性までも探ることができるのではないかと考えています。

写真から様々な情報を発掘したい!その夢への第一歩として、類似画像検索という技術に取り組みました。